Japan Summit 2025に登壇 – 日本の課題を成長のエンジンへ

「日本の大きな課題を、逆に日本の成長のエンジンとしていきたい」
モルガン・スタンレーMUFG証券の主催による「Japan Summit 2025」に登壇。
世界各地から全体で2000人近くの企業関係者や投資家が集まるイベントで、昨年は岸田文雄元総理、今年は平将明大臣なども登壇されました。 私は「日本の未来ー若手政治家に聞く」セッションでのパネリストに選ばれ、日本が直面する様々な課題について、幅広く、この先30年を見据えた議論をしました。 たとえば「少子高齢化にどう取り組むか?」。 日本は少子高齢化が進行し、人手不足という大きな課題に直面しています。 私も地元で、あらゆる産業で人が見つからないという声を伺っています。
しかし、人は探してもいないのが現実です。 そこで、これを克服するには、デジタルの力をもっともっと活用する必要があります。 いわゆるDXを強力に推し進め、少ない人員で高付加価値の製品やサービスを生み出していくことが日本の成長の道です。 たとえば医療・看護・介護の世界は、人手不足に苦しんでいます。

一方で、これらは、まだ手作業に頼っている部分が多い分野でもあります。 こういった分野のDXを強力に進め、それに合わせて医療・看護・介護のやり方を変え、ひいては昔ながらのやり方を前提としているような法制度まで変えていく。 集まった医療データなどを利用して、新たな製品やサービスを生み出していく。
このように、DXで医療・看護・介護が高度化すれば少ない人手でも今より現場が回るようになり、またそのような先進的で高付加価値な医療・看護・介護システムを、これから少子高齢化を迎える多くの国々に輸出することだって夢ではありません。日本が大きな課題に直面しているからこそ、生み出せる製品・サービスがあります。 つまり、日本の課題は成長のエンジンへと転換し得るのだ、だからこそ日本に投資して欲しい、という強力なメッセージを、投資家や企業の皆さまに出させて頂きました。 このような意識を持ちながら、30年先の日本を見据えた政策作りをしていきたいと思っています。
 
 









