福島県看護連盟新年交礼会にて講演

先日、福島県看護連盟の皆さまの前で講演をさせていただきました。
人の命を助けるという崇高な使命を担い、強い責任感を持って現場で奮闘されている看護師の皆さまには、いつも深い敬意と感謝の念を抱いております。一方で、現場ではかなりのご負担が看護師の方々に生じてしまっているという現実もあります。
そこで講演では、皆さまへの心からの感謝を伝えるとともに、看護師の業務負担軽減に向けた医療DXの取り組みについてお話ししました。
実は近年、自動搬送ロボットや電子カルテの音声入力システム、バイタルデータの自動送信など、看護業務を支援する様々なICT機器が開発されています。
しかし、講演会参加者の方々に伺うと、こうした機器の導入がまだまだ進んでいない現状も見えてきました。
ICT機器の導入を全国に広げていくためには、「この機器を導入したら、こんなにコストが下がりました」「看護師の皆さまの業務時間がここまで減りました」といった、具体的な数字で効果を示すことが大切です。
そのために国では、いくつかの病院をモデルケースとして選んでICT機器を使っていただき、どれだけ業務が効率化されたのか検証する事業に取り組んでいます。人口減少社会において、医療現場の人手不足は待ったなしの課題です。
テクノロジーの力で、現場で奮闘する医療関係者の方々の負担を少しでも軽減できるよう、自民党のデジタル政策作りの一端を担う身として、医療DXを力強く進めてまいります。
 
 









